思い出の場所
何も返事がないまま朝が来ました。
o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。
『今から迎えに行くよ』ってメールさえ来ませんでした。
誕生日だから一緒にケーキ屋巡りをしようって言ってたのに…
どうなったのかわからないまま支度だけはしておきました。
お母さんはいつもと様子の違う私に何か気付いてたみたいです。
ケンさんがうちに着いた時、私は自分の部屋にいました。
出て行っていいのか、その時はまだ迷ってました。
行ってしまうとこのままダメになりそうで…
怖かったんです。
何も知らないお父さんとお母さんは仲良くケンさんと話してました。
顔が強張る私…
車に乗ってできる限り笑顔で『行って来ますw』って言って手を振りました。
どこに向かってるのかわからなかったけど…
なぜか涙ぐんじゃって喋れませんでした。
ケンさんもずっと黙ったままでした。
ずっと黙ったまま…
でも向かってる場所だけはわかりました。
付き合う前、初めてケンさんに会った時に一緒に行ったところ。
もう終わりになっちゃうかも…って余計不安になりました。
o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。
ケンさんが車を停めて、ひとつ咳をしました。
ビクッとしたけど、何か話だすのかと待ちました。
『さくら…』って呼ばれて目に涙がいっぱいになりました。
すっごくゆっくり話だしました。
『メールもらってずっと考えてた。
返事送らなきゃって思って考えてたら朝になって…
でもお前が言ってることわかるよ。
何て言ったらいいか…
ごめんな。俺が悪いよな。』
もうケンさんの顔が見えれなくて。
外を向いたまま涙が止まらなくなりました。
責めたいわけじゃなかったんだけどね。
でも何も言ってあげることができませんでした。
o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。
『さくら?歩かない?』って言われて車を降りました。
前も一緒に歩いた道。
いつもなら手を繋ぐのに…
しばらく無言で歩きました。
道が二手に別れてて…
『この前どっちへ行ったっけ?』って聞かれました。
ちょっと足場が悪かったけど近道を選んで行ったのを覚えてました。
「こっち」って言ったらケンさんが手を差し出してきました。
手を取るといつもよりギュッと強く握られました。
私の手を見て、もう一度強く握りました。
あまり喋らなかったけど、歩きながら今までのことをたくさん思い出しました。
あの時はこんなことになると思ってなかったな…
ただの友達だったのに、今は恋しい人。
なんとなくだけどこの人の手を放しちゃいけない気がしました。
o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。
やっと目的の場所に着きました。
私が住んでる街が見える小高い丘。
ケンさんにギュッと抱き締められました。
『さくらのこと泣かせてばっかりでごめんな。
泣かさんって約束したのに…
ツラい思いさせてごめんな。
でもこれからもずっと一緒におってや。
一生そばにおって。』
うんって言いたいのに声にならなくて…
うなずくだけで精一杯でした。
本当はいっぱいいっぱい文句言ってやろうと思ってたのに。
ケンさんはいつもズルい。
私が謝ったら何も言えなくなるのわかってる気がする。
謝るんだったらその先どうするかって考えてるの?!って怒ってやりたかった。
でもそんなのどうでもよくなってた。
ケンさんの腕の中にしっかり抱きしめられてる。
不安だったのに。
そんなのどうでもよくなっちゃった。
大好きなケンさんの匂いをかいで、少しずつ落ち着きました。
泣き腫らした目をしてる私は目が合ったらパッとそらしてしまいました。
ケンさんはちょっとだけ笑って頭をポンポンっと撫でてくれました。
o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。
『付き合い始めた頃にいつ頃から好きになったかよく聞いただろ?
恥ずかしくて言えんかったけど…
初めて会った時から、この子ともっと一緒におりたいって思った。
たぶんあの時から好きになってたのかも。』
そう言って照れ笑いをしていました。
ケンさんにとってあそこは特別な場所だったみたいです。
o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。
たくさん泣いたけど、これで良かったかな。
本当は良くなかったのかも。
それは今の私にはわかんない。
これからわかることなのかも。
誕生日じゃなかったらきっと仲直りするきっかけもないままだったのかも。
無理やりでも会わなきゃダメな状況だったから会ったけど…
誕生日までケンカしたままだったら嫌だってすごく思った。
だからタイミングとしてはいろんなことを考えさせられた気がする。
ケンさんのこと、自分のこと。
嫌なこと、許せること。
あんまり我慢しすぎるからこんなことになるんだろうけど。
ケンさんにも言ったけど、ケンさんにとって居心地の良い場所が私のそばであるように。
今までもこれからもそうであるように、ちょっとした努力は忘れちゃいけないと思う。
だからケンさんも少しだけでいいからそう思ってくれるといいな。
神様は今回はちょっと意地悪だったかも。
でもそれだけケンさんを手放すなって言いたかったのかもね。
『今から迎えに行くよ』ってメールさえ来ませんでした。
誕生日だから一緒にケーキ屋巡りをしようって言ってたのに…
どうなったのかわからないまま支度だけはしておきました。
お母さんはいつもと様子の違う私に何か気付いてたみたいです。
ケンさんがうちに着いた時、私は自分の部屋にいました。
出て行っていいのか、その時はまだ迷ってました。
行ってしまうとこのままダメになりそうで…
怖かったんです。
何も知らないお父さんとお母さんは仲良くケンさんと話してました。
顔が強張る私…
車に乗ってできる限り笑顔で『行って来ますw』って言って手を振りました。
どこに向かってるのかわからなかったけど…
なぜか涙ぐんじゃって喋れませんでした。
ケンさんもずっと黙ったままでした。
ずっと黙ったまま…
でも向かってる場所だけはわかりました。
付き合う前、初めてケンさんに会った時に一緒に行ったところ。
もう終わりになっちゃうかも…って余計不安になりました。
o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。
ケンさんが車を停めて、ひとつ咳をしました。
ビクッとしたけど、何か話だすのかと待ちました。
『さくら…』って呼ばれて目に涙がいっぱいになりました。
すっごくゆっくり話だしました。
『メールもらってずっと考えてた。
返事送らなきゃって思って考えてたら朝になって…
でもお前が言ってることわかるよ。
何て言ったらいいか…
ごめんな。俺が悪いよな。』
もうケンさんの顔が見えれなくて。
外を向いたまま涙が止まらなくなりました。
責めたいわけじゃなかったんだけどね。
でも何も言ってあげることができませんでした。
o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。
『さくら?歩かない?』って言われて車を降りました。
前も一緒に歩いた道。
いつもなら手を繋ぐのに…
しばらく無言で歩きました。
道が二手に別れてて…
『この前どっちへ行ったっけ?』って聞かれました。
ちょっと足場が悪かったけど近道を選んで行ったのを覚えてました。
「こっち」って言ったらケンさんが手を差し出してきました。
手を取るといつもよりギュッと強く握られました。
私の手を見て、もう一度強く握りました。
あまり喋らなかったけど、歩きながら今までのことをたくさん思い出しました。
あの時はこんなことになると思ってなかったな…
ただの友達だったのに、今は恋しい人。
なんとなくだけどこの人の手を放しちゃいけない気がしました。
o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。
やっと目的の場所に着きました。
私が住んでる街が見える小高い丘。
ケンさんにギュッと抱き締められました。
『さくらのこと泣かせてばっかりでごめんな。
泣かさんって約束したのに…
ツラい思いさせてごめんな。
でもこれからもずっと一緒におってや。
一生そばにおって。』
うんって言いたいのに声にならなくて…
うなずくだけで精一杯でした。
本当はいっぱいいっぱい文句言ってやろうと思ってたのに。
ケンさんはいつもズルい。
私が謝ったら何も言えなくなるのわかってる気がする。
謝るんだったらその先どうするかって考えてるの?!って怒ってやりたかった。
でもそんなのどうでもよくなってた。
ケンさんの腕の中にしっかり抱きしめられてる。
不安だったのに。
そんなのどうでもよくなっちゃった。
大好きなケンさんの匂いをかいで、少しずつ落ち着きました。
泣き腫らした目をしてる私は目が合ったらパッとそらしてしまいました。
ケンさんはちょっとだけ笑って頭をポンポンっと撫でてくれました。
o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。
『付き合い始めた頃にいつ頃から好きになったかよく聞いただろ?
恥ずかしくて言えんかったけど…
初めて会った時から、この子ともっと一緒におりたいって思った。
たぶんあの時から好きになってたのかも。』
そう言って照れ笑いをしていました。
ケンさんにとってあそこは特別な場所だったみたいです。
o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。─。o○☆○o。
たくさん泣いたけど、これで良かったかな。
本当は良くなかったのかも。
それは今の私にはわかんない。
これからわかることなのかも。
誕生日じゃなかったらきっと仲直りするきっかけもないままだったのかも。
無理やりでも会わなきゃダメな状況だったから会ったけど…
誕生日までケンカしたままだったら嫌だってすごく思った。
だからタイミングとしてはいろんなことを考えさせられた気がする。
ケンさんのこと、自分のこと。
嫌なこと、許せること。
あんまり我慢しすぎるからこんなことになるんだろうけど。
ケンさんにも言ったけど、ケンさんにとって居心地の良い場所が私のそばであるように。
今までもこれからもそうであるように、ちょっとした努力は忘れちゃいけないと思う。
だからケンさんも少しだけでいいからそう思ってくれるといいな。
神様は今回はちょっと意地悪だったかも。
でもそれだけケンさんを手放すなって言いたかったのかもね。
コメント
さくらちゃん!!あら〜〜〜ぁ(照)
すっごい、恋愛してるね〜〜ぇ、ってか素敵じゃん?
言いたいこと言えてよかったよ!
てか〜恋しい人にはちゃんと言わないとね、
そうだよね、伝わらないよね。
ケンさんの前で泣いてしまったさくらちゃん。
それでいいと思うよ!
ケンさんのために流す涙は〜ちゃ〜んと受け止めてくれるよ!
は〜ん(ニヤニヤ)一生そばに〜〜〜〜!!
ハァハァ・・・・・えいね〜ぇ!!
すっごい、恋愛してるね〜〜ぇ、ってか素敵じゃん?
言いたいこと言えてよかったよ!
てか〜恋しい人にはちゃんと言わないとね、
そうだよね、伝わらないよね。
ケンさんの前で泣いてしまったさくらちゃん。
それでいいと思うよ!
ケンさんのために流す涙は〜ちゃ〜んと受け止めてくれるよ!
は〜ん(ニヤニヤ)一生そばに〜〜〜〜!!
ハァハァ・・・・・えいね〜ぇ!!
AKIKOさん>
こんばんはw
お久しぶりですいません(*´ω`*)
でも読んでくれてる人が居てよかったぁ〜☆
最近自分が弱くなった気がして仕方ないです。
良い意味でも、良くない意味でも。
だからってケンさんを手放しちゃダメだっていうのはよくわかった気がします。
一生そばにいるかどうか…まだわかりませんよw
そう言ってもらえるのは嬉しいけど…
さくらさんは厳しいんです(。・ω・。)ノ
ケンさんは甘いんですっ(。・ω・。)ノ
もうちょっとケンさんががんばらないと私はたぶん何もしようと思いませんw
このままでも今はいいかなって思うし…
ケンさんが暴走しだしたらどうしよう?!w
こんばんはw
お久しぶりですいません(*´ω`*)
でも読んでくれてる人が居てよかったぁ〜☆
最近自分が弱くなった気がして仕方ないです。
良い意味でも、良くない意味でも。
だからってケンさんを手放しちゃダメだっていうのはよくわかった気がします。
一生そばにいるかどうか…まだわかりませんよw
そう言ってもらえるのは嬉しいけど…
さくらさんは厳しいんです(。・ω・。)ノ
ケンさんは甘いんですっ(。・ω・。)ノ
もうちょっとケンさんががんばらないと私はたぶん何もしようと思いませんw
このままでも今はいいかなって思うし…
ケンさんが暴走しだしたらどうしよう?!w
コメントの投稿
トラックバック
http://tokisakura.blog68.fc2.com/tb.php/318-3edf4e33



